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小さなアパートで洗濯をためない流れの作り方
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- Niva Home 編集部
小さなアパートでは、洗濯物そのものより「次にどこへ置くか」で家事が止まりがちです。脱いだ服が椅子に積まれ、洗い終えた衣類が洗濯機の中に残り、乾いた物がソファの端に移る。この連鎖を断つには、広い収納や複雑な分類よりも、洗う・干す・戻すを一筆書きにすることが役立ちます。毎日完璧に回すのではなく、少ない量でも途中で詰まらない仕組みにしましょう。
最初に家の中の洗濯ルートを書く
まず、脱衣所、洗濯機、干す場所、衣類をしまう場所を紙に並べます。移動のたびに別の部屋へ行くなら、その途中に一時置き場が必要です。たとえばワンルームで、洗濯機は玄関脇、部屋干しは窓際、衣類はベッド横の引き出しにある場合を考えます。玄関脇には「洗う物だけ」を入れるかご、窓際には洗濯ばさみとハンガー、引き出しの近くには乾いた物を短時間置ける平らな面を用意します。床や食卓を仮置き場にすると、生活のほかの物と混ざり、作業を再開しにくくなります。
かごは大きすぎないものを一つから始めます。いっぱいになったら洗う、という容量を決めるためです。白物、色物、タオル類と最初から何種類にも分ける必要はありません。色移りが心配な濃い色、新しい衣類、傷めたくない物だけを別にする程度で十分です。洗濯表示を確認して水洗いできない衣類を混ぜないことも、後の手間を減らします。
週の中に小さな洗濯日を置く
一人暮らしなら、かごが七~八分目になった日を洗濯日とし、二、三日に一度の短い作業にします。二人暮らしでタオルが増えやすい家では、衣類の日とタオルの日を完全に分けるより、「水曜に少量、日曜に寝具以外をまとめて」のように、干す場所の空き具合で決めると現実的です。雨の日に無理に増やさない余白も予定に入れます。
始める前の順番を固定すると迷いません。ポケットの紙類や硬貨を出す、ファスナーを閉じる、必要な物だけ洗濯ネットへ入れる、表示に合うコースを選ぶ、の順です。ネットに何でも詰め込みすぎると汚れ落ちが悪くなり、衣類が乾きにくくなることがあります。洗濯機には詰め込みすぎず、取扱説明書にある容量を守ってください。洗剤も多ければきれいになるわけではなく、すすぎ残りやにおいの原因になります。容器と洗濯機の表示量に従います。
干す作業を十分以内に収める
洗濯が終わったら通知を待ちすぎず、できればそのまま干します。湿った衣類を機内に長く置くと、しわやにおいが残りやすくなります。部屋干しでは、厚手の物、薄手の物、タオルを同じ間隔で並べないのがコツです。空気が通るように指二、三本分のすき間をつくり、乾きにくいパーカーやデニムは風が当たりやすい端に置きます。タオルは重なった部分をなくして広げ、袖やポケットは裏返すと乾きが早まります。
ただし、換気の悪い狭い室内で洗濯物を密集させると湿気がこもります。窓を開けられる時間に換気するか、換気設備を使い、壁や家具に触れない位置に干します。水滴が落ちるほどの洗濯物を電源タップ、延長コード、暖房器具の近くに置くのは避けてください。浴室を使う場合も、換気扇を回すだけでなく、衣類が濡れた床や浴槽に触れないか確認します。洗濯機の上や不安定な家具に無理に物干しを載せず、固定方法と耐荷重を確かめましょう。
乾いたら「しまう」と「掛ける」を分ける
乾いた衣類を全部たたむ必要はありません。シャツ、上着、しわになりやすい服はハンガーのままクローゼットへ移し、下着、靴下、部屋着は二つ折り程度で引き出しへ入れます。引き出しの中を細かい仕切りで埋める前に、毎週使う衣類が一目で見える量まで減らすほうが続きます。片方だけの靴下や、着なくなった服を乾いた洗濯物の山に戻さないことも大切です。
先ほどのワンルームの例なら、日曜の朝に一回洗い、窓際で干します。夜に乾いていたら、ハンガーの服はそのまま掛け、肌着とタオルだけをベッド横の引き出しへ入れます。まだ湿っている厚手の服は翌朝まで残し、乾いた物と混ぜません。このように「全部終わるまで片づけない」ではなく、乾いた分だけ戻すと山が育ちにくくなります。
よくあるつまずきを小さく直す
失敗しやすいのは、洗濯用品を増やして手順まで増やすことです。洗剤、ネット、ハンガー、洗濯ばさみは、普段使う分だけを洗濯機の近くに置き、予備は別の収納にまとめます。また、洗濯かごを衣類の保管場所にすると、洗う量の目安が消えます。かごからあふれたら洗うのではなく、あふれる前に一回回せる予定を選びましょう。
もう一つの失敗は、湿った衣類を完全に乾いたと思い込んでしまうことです。厚い縫い目、フード、ポケット、ウエスト部分に触れ、冷たさや湿り気がないか確かめてから収納します。少しでも湿っている物は戻さず、追加で風を当てます。カビやにおいが気になるときは、衣類だけでなく、洗濯槽の手入れ方法も取扱説明書で確認してください。塩素系と酸性の洗浄剤など、異なる洗剤を混ぜるのは危険なので絶対に行いません。
まとめ
狭い住まいの洗濯は、ためないことより、止まった場所から再開できることが重要です。洗う量を決め、干す道具を近くに置き、乾いた物は分類を増やしすぎずに戻す。この三つを繰り返せば、洗濯物が部屋を占める時間は少しずつ短くなります。自分の部屋で一番詰まりやすい場所を一つだけ直し、一週間試してから次の調整を加えていきましょう。
ランドリーワゴン
洗剤、ネット、タオルなどをまとめて動かせるため、狭い洗濯まわりの導線を整えやすくなります。
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